各学科に共通する特長

幅広い進路に応じた科目選択

 生徒の進路希望に応えるため、3年次においては、一部の科目を選択して履修できるようにしています。具体的には普通科目に2つの選択(数学+英語の5単位と生物2単位)を設定し、この5単位と2単位に関して普通科目と専門科目のどちらかを選ぶかという選択を行うものです。なお、希望調査は2年次春と秋で2回にわたって行い、本人ならび保護者に十分検討していただいたうえで科目選択を決定するようにしています。

資格を取得すると、関連する科目の単位として認定

 本校では、資格の取得を奨励しています。資格は、実社会を生き抜くための必須アイテムです。そこで、「学修の成果による単位認定」という制度を設けました。生徒諸君に主体的、創造的な学習態度を身につけてもらうねらいもあります。

 例えば、情報技術検定1級を取得した場合、「情報技術基礎」という科目に2単位を増加単位として認定します。対象となる資格・検定は指定された17種類ですが、その中でも危険物取扱者(1単位)、電気工事士(2単位)、ボイラー技士(1単位)等は多くの人が取得しています。

インターンシップ(就業体験)の実施

 1・2年次の夏休みに地域の企業において 、進路希望に応じたインターンシップ(就業体験)を 行います。実際的な知識や技術・技能に触れることにより、進路に対する意識を高める制度です。(ただし希望者が対象で、募集人員も各学年で示されます。) 

情報(コンピュータ)教育に力を入れています

 各学科ともコンピュータに習熟するため、多くの科目や実習で専門的な勉強をし ています。特に、各学科に共通している「情報技術基礎」では、社会における情報化の進展およびコンピュ-タの役割を学習するとともに、コンピュ-タに関する基礎的技術を習得し、実際に活用する能力を育成します。授業は20人編成で、一人一台のコンピュータを使用し、きめ細かく懇切丁寧に行っています。